Q&Aカテゴリー
日常生活で気になること

A. 肌着は肌への刺激が少ない、天然の素材、コットン100%のものが良いでしょう。

また、素材以外にも、肌着の縫い目や継ぎ目が刺激となることがあるので注意しましょう。

新しい肌着を使用する前には水洗いをしてから着用しましょう。

江藤隆史 : おとなのアトピー 治療とライフスタイル〜メイク術まで
第2章 アトピー性皮膚炎をきちんと理解しましょう 小学館 : p104、2005

A. 肌着は肌への刺激が少ない、天然の素材、コットン100%のものが良いでしょう。また、素材以外にも、肌着の縫い目や継ぎ目が刺激となることがあるので注意しましょう。新しい肌着を使用する前には水洗いをしてから着用しましょう。

江藤隆史 : おとなのアトピー 治療とライフスタイル〜メイク術まで
第2章 アトピー性皮膚炎をきちんと理解しましょう 小学館 : p104、2005

A. 洗濯洗剤は界面活性剤の含有量が少ないものが良いでしょう。

すすぎ時間を少し長めにとり、十分にすすぎ洗いをして、洗剤の成分が衣類に残らないようにしましょう。

また、洗濯槽内のカビにも注意が必要です。洗濯機はフタを開けて乾燥させ、時々は洗濯槽クリーナーで、掃除をしましょう。

A. 洗濯洗剤は界面活性剤の含有量が少ないものが良いでしょう。すすぎ時間を少し長めにとり、十分にすすぎ洗いをして、洗剤の成分が衣類に残らないようにしましょう。また、洗濯槽内のカビにも注意が必要です。洗濯機はフタを開けて乾燥させ、時々は洗濯槽クリーナーで、掃除をしましょう。

江藤隆史 : おとなのアトピー 治療とライフスタイル〜メイク術まで
第2章 アトピー性皮膚炎をきちんと理解しましょう 小学館 : p104、2005

江藤隆史 : おとなのアトピー 治療とライフスタイル〜メイク術まで
第2章 アトピー性皮膚炎をきちんと理解しましょう 小学館 : p104、2005

A. 部屋は常に掃除を心がけ、清潔を保つようにしましょう。

枕カバーやシーツもこまめに取り替え、布団は裏表ともに週に1回程度十分に日干しをしましょう。

室温は25℃前後に保ち、湿度も低くなりすぎないように配慮します。

A. 部屋は常に掃除を心がけ、清潔を保つようにしましょう。枕カバーやシーツもこまめに取り替え、布団は裏表ともに週に1回程度十分に日干しをしましょう。室温は25℃前後に保ち、湿度も低くなりすぎないように配慮します。

五十嵐敦之 : EBNURSING Vol.11 Suppl.1:196-202, 2011

五十嵐敦之 : EBNURSING Vol.11 Suppl.1:196-202, 2011

A. バスタブに浸かるときは、熱いお湯に入らないようにしましょう。目安は38~39℃のお湯に20分以内です。

お風呂から出る時に、ぬるま湯のシャワーを全身に浴びて、ほてりを冷ましてから、清潔な柔らかいタオルで押さえるようにして水分を拭き取ります。

A. バスタブに浸かるときは、熱いお湯に入らないようにしましょう。目安は38~39℃のお湯に20分以内です。お風呂から出る時に、ぬるま湯のシャワーを全身に浴びて、ほてりを冷ましてから、清潔な柔らかいタオルで押さえるようにして水分を拭き取ります。

江藤隆史 : おとなのアトピー 治療とライフスタイル〜メイク術まで
第2章 アトピー性皮膚炎をきちんと理解しましょう 小学館 : p81、2005

江藤隆史 : おとなのアトピー 治療とライフスタイル〜メイク術まで
第2章 アトピー性皮膚炎をきちんと理解しましょう 小学館 : p81、2005

A. プールに含まれる塩素が皮膚を刺激し、アトピー性皮膚炎の症状を悪化させることがあるので、湿疹の症状が強い時は避けましょう。

症状が落ち着いていればプールに入ることは問題ありません。念のため、プールから出た後はしっかりシャワーを浴びて塩素を洗い流すとよいでしょう。

A. プールに含まれる塩素が皮膚を刺激し、アトピー性皮膚炎の症状を悪化させることがあるので、湿疹の症状が強い時は避けましょう。症状が落ち着いていればプールに入ることは問題ありません。念のため、プールから出た後はしっかりシャワーを浴びて塩素を洗い流すとよいでしょう。

五十嵐敦之 : EBNURSING Vol.11 Suppl.1:196-202, 2011

五十嵐敦之 : EBNURSING Vol.11 Suppl.1:196-202, 2011

A. 汗をかくこと自体はアトピー性皮膚炎に影響があるというエビデンスはないとされています。皮膚表面の余剰な汗を残さないために、通気性がよく吸湿性の低い肌着を着用するなどの工夫をしましょう。

また、かいた後の汗は放置せず、シャワー浴、流水洗浄、おしぼりによる清拭、濡れた衣類を着替えるなどの対策を行うことが重要です。

アトピーがよくなると、汗の腺のまわりの炎症がとれて、汗をよくかくようになります。汗をかくようになることはアトピーがよくなった証でもあるのです。

A. 汗をかくこと自体はアトピー性皮膚炎に影響があるというエビデンスはないとされています。皮膚表面の余剰な汗を残さないために、通気性がよく吸湿性の低い肌着を着用するなどの工夫をしましょう。また、かいた後の汗は放置せず、シャワー浴、流水洗浄、おしぼりによる清拭、濡れた衣類を着替えるなどの対策を行うことが重要です。アトピーがよくなると、汗の腺のまわりの炎症がとれて、汗をよくかくようになります。汗をかくようになることはアトピーがよくなった証でもあるのです。

アトピー性皮膚炎ガイドライン: 日皮会誌, 128 (12) : 2431-2502、 2018

アトピー性皮膚炎ガイドライン: 日皮会誌, 128 (12) : 2431-2502、2018

A. メイクをすることで患者さんの「QOL(生活の質)」が上がるという考え方から、重症でないときは、怖がらずメイクを楽しむべきとされています。

メイクをすることには次のようなメリットがあると言われています。

①きれいにメイクをして、気になっている肌をカバーできれば、自分に自信がつき、職場や学校にも明るい気持ちで通えるようになります。

②きれいにメイクをしたら、化粧くずれを避けるために顔をいじらないというクセがついて、かきむしるのを我慢できるようになることもあります。

③きれいなメイクを続けるために、重症化を避けるようにしっかり治療をするようになります。

A. メイクをすることで患者さんの「QOL(生活の質)」が上がるという考え方から、重症でないときは、怖がらずメイクを楽しむべきとされています。

メイクをすることには次のようなメリットがあると言われています。

①きれいにメイクをして、気になっている肌をカバーできれば、自分に自信がつき、職場や学校にも明るい気持ちで通えるようになります。

②きれいにメイクをしたら、化粧くずれを避けるために顔をいじらないというクセがついて、かきむしるのを我慢できるようになることもあります。

③きれいなメイクを続けるために、重症化を避けるようにしっかり治療をするようになります。

アトピーの状態とメイクの目安

炎症が悪化してじくじくしているとき

炎症が悪化して

じくじくしているとき

マスカラと口紅など、ポイントメイクだけにしておきましょう。薬と保湿薬でがまんして、ファンデーションはお休みしましょう。

マスカラと口紅など、ポイントメイクだけにしておきましょう。薬と保湿薬でがまんして、ファンデーションはお休みしましょう。

赤みがあって少し炎症があるとき

赤みがあって

少し炎症があるとき

肌に合うパウダリーファンデーション などで軽めにメイク。目のまわりに炎症があるときは、アイメイクは控えめにしましょう。

肌に合うパウダリーファンデーション などで軽めにメイク。目のまわりに炎症があるときは、アイメイクは控えめにしましょう。

やや乾燥ぎみだけれど調子がいいとき

やや乾燥ぎみだけれど

調子がいいとき

フルメイクもOKです。コンシーラーは必ず敏感肌用のものを 使いましょう。メイクを落として洗顔した後は、しっかり保湿をしておきましょう。

フルメイクもOKです。コンシーラーは必ず敏感肌用のものを 使いましょう。メイクを落として洗顔した後は、しっかり保湿をしておきましょう。

江藤隆史 : おとなのアトピー 治療とライフスタイル〜メイク術まで
第2章 アトピー性皮膚炎をきちんと理解しましょう 小学館 : p84-85、2005

江藤隆史 : おとなのアトピー治療とライフスタイル〜メイク術まで
第2章 アトピー性皮膚炎をきちんと理解しましょう 小学館 : p84-85、2005

A. おうちで可愛い、ペットを飼いたいという気持ちは誰でもあるものです。特に、子供に「ペットを飼いたい!」と言われて、ただ、「ダメ」と言ってもなかなか納得してくれないですし、かわいそうですよね・・・。

しかし、猫や犬、ハムスターなどの体に毛の生えている動物は、毛そのものや、毛の間にくっついたダニやホコリがアレルギーの原因となり、アトピーを悪化させてしまうこともあります。

そんな時は、金魚やメダカ、熱帯魚など、体に毛のない動物にすることを提案してみてはどうでしょうか。

お子様もただ、ダメと言われるよりも、納得しやすいかもしれません。

A. おうちで可愛い、ペットを飼いたいという気持ちは誰でもあるものです。特に、子供に「ペットを飼いたい!」と言われて、ただ、「ダメ」と言ってもなかなか納得してくれないですし、かわいそうですよね・・・。

しかし、猫や犬、ハムスターなどの体に毛の生えている動物は、毛そのものや、毛の間にくっついたダニやホコリがアレルギーの原因となり、アトピーを悪化させてしまうこともあります。

そんな時は、金魚やメダカ、熱帯魚など、体に毛のない動物にすることを提案してみてはどうでしょうか。

お子様もただ、ダメと言われるよりも、納得しやすいかもしれません。

五十嵐敦之:専門医のお医者さんが語るQ&Aアトピー性皮膚炎 (株)保健同人社:`83, 平成14年

五十嵐敦之:専門医のお医者さんが語るQ&Aアトピー性皮膚炎 (株)保健同人社:`83, 平成14年

A. カーテンは大きな布でホコリやダニがたまりやすいですが、大きくて、洗うのも、干すのも大変です。
よく考えたら大掃除の時ぐらいしか洗わないな・・・というご家庭も多いのではないでしょうか。

A. カーテンは大きな布でホコリやダニがたまりやすいですが、大きくて、洗うのも、干すのも大変です。
よく考えたら大掃除の時ぐらいしか洗わないな・・・というご家庭も多いのではないでしょうか。

そんなカーテンのお手入れには、掃除機やロールテープを使うとホコリを取り除けます。
また、お手入れの手間が気になる方には、拭き掃除でほこりや汚れが取れて、お掃除がしやすいブラインドがおすすめです。
ブラインドのホコリをお掃除する時は、吸着して取るタイプのマイクロファイバークロスの掃除用具を使うと、ホコリを部屋に舞い散らかさずに、掃除することができます。

そんなカーテンのお手入れには、掃除機やロールテープを使うとホコリを取り除けます。
また、お手入れの手間が気になる方には、拭き掃除でほこりや汚れが取れて、お掃除がしやすいブラインドがおすすめです。
ブラインドのホコリをお掃除する時は、吸着して取るタイプのマイクロファイバークロスの掃除用具を使うと、ホコリを部屋に舞い散らかさずに、掃除することができます。

A. 食事中の手を拭いたタオルには、油、ソース、醤油など、皮膚についたら刺激になるものが多く染み込んでいます。

そのため、食事中の手拭きタオルと口拭きタオルは分けるようにしましょう。

少し手間ですが、毎日の生活の中のちょっとしたケアでアトピーの悪化を防ぐことができます。

A. 食事中の手を拭いたタオルには、油、ソース、醤油など、皮膚についたら刺激になるものが多く染み込んでいます。

そのため、食事中の手拭きタオルと口拭きタオルは分けるようにしましょう。

少し手間ですが、毎日の生活の中のちょっとしたケアでアトピーの悪化を防ぐことができます。

A. お布団に入ったらムズムズとかゆくなって眠れない・・・、
これはよくあることですが、それは以下の理由によります。

A. お布団に入ったらムズムズとかゆくなって眠れない・・・、
これはよくあることですが、それは以下の理由によります。

寝る前のコーヒーやアルコールの刺激物をやめたり、スマホなどの神経をたかぶらせることをやめたりすることも、ゆっくり眠るために大切になります。

寝る前のコーヒーやアルコールの刺激物をやめたり、スマホなどの神経をたかぶらせることをやめたりすることも、ゆっくり眠るために大切になります。

A. お酒は血管を広げるので、かゆみが増してしまうという傾向があります。また、お酒を飲むと麻酔作用があるので感覚が鈍り、かいても痛みが少なく、かき壊してしまうこともあります。

A. お酒は血管を広げるので、かゆみが増してしまうという傾向があります。また、お酒を飲むと麻酔作用があるので感覚が鈍り、かいても痛みが少なく、かき壊してしまうこともあります。

そのため、アトピーの状態が気になる時は、アルコールの量を減らすなどの工夫は必要です。
また、手や首元、お腹がすぐに出ない服を着ると、無意識のうちに直接、皮膚をかいて傷つけてしまうのを防げます。

そのため、アトピーの状態が気になる時は、アルコールの量を減らすなどの工夫は必要です。
また、手や首元、お腹がすぐに出ない服を着ると、無意識のうちに直接、皮膚をかいて傷つけてしまうのを防げます。

飲む量を減らす

飲む量を減らす

無意識でかきにくい服に!

無意識でかきにくい服に!

A. 衣替えの時、タンスから出したお洋服は、見た目には綺麗に見えても、セーターやトレーナーなど、厚い冬服にはダニ・ホコリ・カビなどアレルギーを引き起こす原因がいっぱいついている可能性があります。

一度、お洗濯をしてから、着るようにしましょう。

また、衣替えをするときはマスクをつけると、アレルゲンを吸い込むのを防げます。

A. 衣替えの時、タンスから出したお洋服は、見た目には綺麗に見えても、セーターやトレーナーなど、厚い冬服にはダニ・ホコリ・カビなどアレルギーを引き起こす原因がいっぱいついている可能性があります。

一度、お洗濯をしてから、着るようにしましょう。

また、衣替えをするときはマスクをつけると、アレルゲンを吸い込むのを防げます。