A. アトピー性皮膚炎のかゆみは、指や爪でひっかいてしまうことによりどんどん広がり、皮膚のバリア機能をこわして悪循環に陥るためです。
A. かゆみは冷やすと収まるので、保冷剤などを当てるとかゆみをおさえることができます。
かゆいところには 保冷剤を当ててクールダウン
かゆいところには保冷剤を当ててクールダウン
かゆみを紛らわせるために「たたく」という方法は、皮膚への刺激となり、皮膚表面の膜を傷つけてしまうこともあるので、おすすめできません。
A. 花粉症の時期に目のまわりがかゆくなることがありますが、目の周りのかゆみから、白内障へとつながるリスクもあります。1) そのため、目のかゆみはそのまま放置せずに、病院できちんと治療をすることが大切です。
春先の花粉症の時期にはみなさん対策しますが、秋もブタクサなど、イネ科の花粉が飛んでいますので注意しましょう。
目の周りのかゆみから 白内障へと繋がるリスクも あります。1)
目の周りのかゆみから白内障へと繋がるリスクもあります。1)
花粉症対策は、症状が出る前にはじめましょう。
1)大塚篤司、堀向健太:図解 最新医学で治すアトピー 専門医が教える、成人から乳児までのケア、株)河出書房新社:P26-27 2021年
A. 子供の場合、勉強しているとき、テレビを見たり、ゲームをしているとき、かゆくなくてもクセのようにして、無意識にかいていることもあります。 かゆくなくてもついかいている“かき癖”は、別の習慣に置き換えてみるといいかもしれません。
例えば、かいているお子さんの手をとって、一緒に、踊ってみるのはどうでしょうか? かいていた手は、ダンスで忙しくなるので、かくことを忘れられます。また、怒っていたお父さん、お母さんの顔も、ダンスでニコニコに。
親子でTikTokダンス動画を まねっこ
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A. アトピーの肌は「じくじく」していると言ってもいろいろな状態があります。
例えば、赤くなってじくじくするタイプ、湿疹で厚ぼったくなってじくじくするタイプ、皮膚が盛り上がってじくじくするタイプなどです。
写真提供:江藤隆史先生(東京逓信病院 皮膚科 客員部長 /あたご皮フ科 副院長)
A. アトピーの肌は「カサカサ」「ガサガサ」していると言ってもいろいろな状態があります。 例えば、唇の周りなどはカサカサして茶色くなります。 手足などで、赤くガサガサで乾燥している場合、顔などの乾燥してガサガサしている場合があります。